四季の風景を愉しむ家

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深い軒下の空間に和室の縁側からL字型に中庭を囲みながらゆったりとデッキをもうけ、南東方向へ広がる田園越しの山々への眺望と夏場は直射日光を軒で遮り、中庭やデッキに反射した柔らかい光がリビングへ注ぐよう、また浜からの通風などに特に配慮し計画しました。構造材は、「とやまの木」(県産材)を使用。
2014年北日本新聞まんまるの取材でおうかがいしたさい、「掘りごたつになった小上がりやデッキからの春は川べりの桜並木、夏は青々とした朝日岳や田園、秋は黄金色の稲穂や紅葉、冬は銀世界と四季の風景を楽しんでいます」「夏は冷房いらず。デッキでは朝の体操やビールやスイカ、花火鑑賞を楽しんでます。」など、住み心地についてのお言葉を、初夏のさわやかな「おかあさまの手作りシソジュース」とともにいただきました。
(竣工2012年:分離発注方式)